Top > 冠元顆粒とは?




 冠元顆粒は川きゅう・芍薬・紅花・丹参といった活血化お(お血を改善する)の作用を持った薬草と木香・香附子といった理気(気のめぐりを改善する)の働きの薬草が組み合わされています。4つの活血薬はあわさって血行改善の力を相互に補強していますが、2種類の理気薬によって、ストレスなどの緊張を除くと同時に血管の緊張を緩めて、血液の流れを改善します。
 この処方の他にない特徴は、心臓循環や脳循環を改善できることです。特に中年以降には動脈硬化により血管が狭くなりうっ血を起すことによる症状が現れます。冠元顆粒はそのようなうっ血を除いてサラサラと血液が流れるように改善します。中年以降の方ならどなたでも、また中年でなくても血圧が高くなる傾向がある方や、慢性の肩こりの方、常習頭痛のある方などにはお勧めです。


■用法・用量
大人(15歳以上)、1日3回、1回1包(1包3g)を食間又は空腹時に服用する(お湯に溶かすと服用しやすくなります)。
※体質や症状により最適な服用を心がけるためにもお店で詳しくご相談ください。

■効能・効果
中年以降または高血圧傾向にあるものの次の諸症:頭痛、頭重、肩こり、めまい、動悸

■成分・分量
本品1日量3包(9g)中、下記成分および分量の生薬より製した冠元顆粒エキス4.5 gを含有します。
センキュウ ・・・・・・・・・・ 2.250g
シャクヤク ・・・・・・・・・・ 2.250g
コウカ ・・・・・・・・・・・・ 2.250g
モッコウ ・・・・・・・・・・・ 1.125g
コウブシ ・・・・・・・・・・・ 1.125g
丹参 ・・・・・・・・・・・・・ 4.500g

■冠元顆粒の薬理実験データ(EBM)
1993年 痴呆モデルマウスに対する中成薬の薬理効果
      米国メイヨクリニック研究所 菅谷 公伸 先生
1996年 血栓形成予防モデル実験(アスピリン製剤との比較)
      中国浙江大学 鄭   先生
1999年 血栓溶解モデル実験(イチョウ葉エキス剤との比較)
      中国浙江大学 鄭   先生
2000年 脳卒中ラットによる卒中予防効果の実験
      京都大学大学院家森研究グループ
2001年 冠元顆粒による血管内皮での一酸化窒素の産生促進効果
      (漢方薬によりお血体質改善効果の証明)
      京都大学大学院家森研究グループ



低血圧の人の肩こりに冠元顆粒を使っても良いのでしょうか?
ネバネバした状態の血液は流れが悪く、往々にして高血圧の原因となります。治療にあたっては血液をサラサラにすることがかんじんです。低血圧でも血液の流れが悪くなりやすいので、やはり血液をサラサラにする必要があります。しかし、低血圧の人は心臓の拍動量や血液量が不足していることが多いので、他の漢方薬と併用することをお勧めします。

冠元顆粒を服用するとちょっとのぼせるのですが、どうしてですか?
冠元顆粒は一口で言うと、血液をサラサラにして血行を改善すると言われています。服用後、お風呂後のようなほてりやのぼせが現れることがあります。これは、血行が良くなった証拠ですから心配いりません。効きすぎるようでしたら半量からお試しください。

冠元顆粒をを半分服用して、半分とって置いたところ板状になってしまいました。飲んでも大丈夫ですか?
冠元顆粒はお湯にサッと溶け、服用しやすくなっています。それだけ水分を吸収しやすく湿気が高い時は、板状になることがありますが、1〜2日の放置では心配いりません。

朝鮮人参を飲んでいます。冠元顆粒に入っている丹参(たんじん)も人参の仲間ですか?
丹参(たんじん)はシソ科の植物で朝鮮人参とは違います。日本では馴染みの薄い生薬ですが、本場中国では最も繁用される血行改善薬です。古くは婦人科疾患によく使われていました。最近の研究では、心臓・脳の微少血管や末梢血管を拡張し、血行を改善する働きがあることが分かり、脳梗塞。痴呆症・心筋梗塞の治療予防薬として注目されています。



読売新聞 平成5年9月19日掲載記事より転載

 中国漢方では、人体を構成する要素として、「気・血・水(津液)」の三つを考えている。人体は気・血・水の調和によって健康が保たれる。このバランスが崩れると病気になる。なかでも、気と血は不即不離の関係にあって、中国の医学書には「気がめぐれば血もめぐる。気が滞れば、血も滞る」と書かれている。
 ストレスによって緊張状態が続くと、気をめぐらすことによって身体全体の新陳代謝を促進する肝の疏泄(そせつ)作用が低下する。
 気が滞ると、本来はサラサラと流れなければならない血液にも影響が出てくる。血の滞りは「お血(おけつ)」と呼ばれ、さまざまな病気を引き起こす元凶となる。お血(おけつ)が発生すると、その個所には十分な酸素が供給されず、代謝した老廃物がうまく取り除かれないため、筋肉痛、頭痛、肩こり、皮膚のかさつきや黒ずみなどの症状が出てくる。そして、動脈硬化、高血圧、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞などの循環器疾患の引きがねにもなる。
 お血(おけつ)には、これを除去する「活血化お(かっけつかお)」という治療法が確立している。流れの悪くなった血液をサラサラにし、スムーズに流れるよう改善する方法である。
 漢方処方の中には、数多くの活血化お(かっけつかお)薬があるが、丹参(たんじん)や赤芍(せきしゃく)、川キュウ(せんきゅう)、紅花(こうか)などの活血化お(かっけつかお)薬と木香(もっこう)、香附子(こうぶし)などの理気薬(りきやく)を組み合わせた「冠元顆粒」が最も代表的なものである。

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